セクハラ、性暴力をふるう人の心理

セクハラする人の心理

落ち込み

最近のセクハラは、男性から女性へだけでなく、女性から男性へ、男性から男性へ、女性から女性へというケースもチラホラみられるようになりました。

いずれにしても、セクハラや性暴力に遭った人は、しばらくの間、精神的に辛いかと思います。

また、男性から女性への性暴力は、被害者の心だけでなく体へのダメージも大きく、被害に遭ったら速やかに病院に行くなど、早めの対応が必要になります。

性暴力直後は、パニックや混乱状態、PTSD(トラウマ)に陥ることもあります。
そしてしばらく時間がたったら、なぜ自分は性暴力に遭ったのだろう、自分が悪かったのか?と悩むことがあります。

ひどい場合は、自分なんて生きる価値がない、こんな目に遭った自分を相手にしてくれる人はいないなどと自信を消失し、生きる気力をなくすことさえあります。

しかし、被害者の方は悪くありません。
これから幸せに生きていく権利がしっかりあると断言します。

今回は、セクハラや性暴力を振るう人の心理に迫ってみます。
こういう背景があった、そして自分は悪くないということを実感していただければと思います。


1.コンプレックス?!実は深い劣等感が…

威張り

セクハラしてくる人は、自分に自信がないことがよくあります。
自信ありげにふるまっていても、心のどこかでコンプレックスを抱いています。

自分より有能な人、自分より高学歴な人等に対する嫉妬心、対抗心。
有能な人を力でねじ伏せ、そうだ、自分は力があるんだと別の方向で満足しようとするわけです(まさに職場の癌)。こういうことでしか勝てないのです。

また、年老いた上司であれば、自分が老いていくことを受け止められず、自分はまだ若いんだ!まだまだいけるんだ!と変な方向に走る場合があります。


2.家庭で満たされない、さびしい

哀愁

家庭で孤立、夫婦生活で満たされない、望んだ結婚生活が送れなかった。
こういったこともセクハラ、性暴力の動機となります。

自分に優しくしてくれる異性に癒しを求め、寂しさを紛らそうとします。
性暴力によって心の隙間を埋め、自分は必要とされていることを実感したいのです。

この手の性暴力加害者は、ただ単に性暴力に耐えるだけでは満足しません
相手がどんなに苦痛に思っていても、相手にも喜んでほしい、気持ちよくなってほしい、せめてフリだけでもしてほしいという願望を秘めています。
そして相手にそれを強要してきます。

耐える、苦しむ、泣く、拒むなどといった反応に出られると泣きついてくる場合もあります。
この手の加害者は、自分が満たされることと必要とされることの両方を渇望しているので、ちょっとやそっとではあきらめません。

最初のうちから対処し、嫌であることを根気よく言い続けなくては「あの時は許してくれたじゃないか!ひどいよ!」という暴挙に出やすい。

かわいそうだな、ちょっとだけなら、演技してあげようかなどと考えると問題がどんどん拗れていきます。そして長期に渡るほど解決が難しくなっていきます。


3.服従させたい

支配

立場が上になればなるほど、部下に言うことを聞かせられなければと思うようになってきます。

指導力を高めようとする上司はよいのですが、中には自分の思うがままに服従させたいという人もいます。

自分の命令は絶対だ、服従してほしい、異性を支配したいと思い込みます。
それが性暴力の方向へ行ってしまうわけです。
そして命令に従ってくれた時、服従してくれた時、力を見せつけたという優越感に浸ります。

言い方を変えれば、上から目線です。相手を軽視・蔑視しています。
こちらも1回でも従えば、拗れてしまいます。

価値観というものは、なかなか変えられるものではありません。
できれば距離を置く、避ける、配置転換の希望を出す、場合によっては転職を考えた方がよいでしょう。



4.加害者は悪いことと思っていない

セクハラ加害者は多くの場合、自分が悪いことをしていると思っていません。
性暴力加害者も性暴力と思っていない場合が多い。

言い訳として:
・好きだからしょうがない(開き直り)
・嫌よ、嫌よも好きのうちだろ(勘違い)
・優しくしてくれるのは好意があるからに違いない(勘違い)
・一度は許してくれたんだ、きっと脈がある(実は我慢だったという勘違い)

このように性暴力は、加害者からの一方的な勘違いや歪んだ考え、理性の欠如からきているものであり、被害者は100%悪くないのです。

しかし100%悪くないとはいえ、セクハラを野放しにしておくと性暴力に発展しやすく、すでに性暴力に及んだ場合は再発の危険性があるので、早いうちに対処する必要があります。

転職が一番よいのですが、被害者が女性かつ状況的に難しい場合は、ピルで体を守りながら働くという方法もあります。
ただ、精神的なダメージや性病は予防してくれませんので、できるだけ早く足を洗った方がよいでしょう。


セクハラする人とは縁を切るのが一番

縁切り

セクハラ、性暴力をしてくる人はとてつもなく歪んだ考えをしている人がいます。

私たちは「友達として好き」「異性として好き」「尊敬できる人として好き」等と色々な「好き」があります

しかしセクハラする人の好きは、この好きが1つなんです。
全部同じ「好き」で、様々な「好き」に分かれることはないのです。

セクハラ上司に「上司としては好きですが、異性としては何とも思っていません」などと言っても押し問答が続くだけなのです。「そう分けるのはおかしい。上司も異性も同じじゃないか。○○が好きだから仕方がないんだ」などと反論してきます。

いくら反論しても、好意だと勘違いし続けるのが厄介なところ。
嫌いと言えば、角が立ち、仕事しにくくなります。

こういった場合は、第3者に入ってもらうか、縁を切るかしかありません。
1人で解決するのは不可能に近い。また、第三者が入っても逆上するケースもあり、だれも手を付けられなくこじれたというケースもあります。

残念ですが、縁を切った方が確実です。
常識がない人ほどやりにくいことはありません。また、思い込みの強い人ほど危険です。


セクハラ・性暴力心理 まとめ

・セクハラ、性暴力を振るう人は、自分に自信がない場合が多い。

・セクハラ、性暴力を振るう人は、欲求不満を満たすために性暴力に及ぶ。

・セクハラ、性暴力を振るう人は、支配欲が強い傾向がある。

・セクハラ、性暴力を振るう人は、自分が悪いことをしていると思っていないことが多い。

いずれにしても被害者に非はありませんが、引き続き被害に遭っているなら、早急な対応が必要です。

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