生まれてきたのは親だけのせいじゃない

好きで生まれてきたワケじゃない?

悲しみ

好きで生まれてきたんじゃない!
親が勝手に生んだから、生きざるを得ないんだ!

どうせなら、生まれて来たくなかった。

そうだ!全部親のせいだ!

お気持ちは分ります。

生きていると大変なこと、辛いこといっぱいありますよね。
悲しいことに、人間は嬉しいこととかよいことより、辛いことや苦しいことの方がより印象に残るようです。

ただ、生まれてきて大変な思いをしているのは、全部親のせいかというとそうでもないようです。

確かに生まれてきたのは、親のせいであります。
それで割り切れるならよいのですが、そうでない人が多いのではないでしょうか?


原因は生物の本能

胎児

どんな生き物でも、子孫を残そうとする本能があります。
人間もまた然りです。

そして、この子孫を残そうとする本能は抗おうとしても抗えるようなカンタンなものではありません。
意識対本能では本能が勝ちます。

だから、何かのせいにするのであれば、子孫を残そうとする生き物の本能のせいということになります。

もっといえば、自然の摂理ということになります。



2億もの競争を勝ち抜いた生存本能

競争

私たちは、母親の体に入る前は父親の体の中にいました。
そして生物の本能による行為により、母親の中に入っていきました。

その中では2~3億もの競争が待ち受けています。

生き物は「生きようとする本能」を持っています。
この本能も強くて抗えないものです。
死ぬのがこわいというのはこういう理由もあるのです。

だからみんな「生きよう」と母親の中にある卵に向かって全力で泳いでいきます。
卵に入れなかったものは死んでしまいます。

私たちもまた、本能によって「生まれてきた」ようなものなのです。
本能によっても生まれてきたくなかったら(生物として考えにくい話なのですが)、他のものに「生まれる権利」を譲っていたことでしょう。

行為が行われなければ生まれてこなかったといえば、そうなのですが、(意識はなく本能ですが)生まれようと頑張った私たちにも責任がありそうですね。

さらに、親及び親を生んだ祖父・祖母、祖父・祖母を生んだ先祖・・・と元をたどればキリがありません。
こうなると責任が分散され、もう誰のせいだ、どうのという感じではなくなってきます。

親のエゴだ!人生というものを一方的に押しつけられた!と思ったら、自身が2億もの競争に打ち勝ったことを思い出してみるとよいでしょう。



競争を勝ち抜いた時点ですごい

私たちは2億もの競争に勝ち抜いたです。
生まれてきた時点で凄まじい競争に勝っているのです。

そう思うとちょっと勇気が出てくるのは私だけでしょうか。
また、生まれてきたことは、親だけでなく自分にも原因があったという点でちょっと気が楽になるのは私だけでしょうか。

私たちが生まれてきたのは、「子孫を残そうとする本能」と「生きようとする本能」が原因であります。
そしてその本能は抗いがたいものなので、「仕方がなかった」といえます。


自分にとって何が「楽」か?

元気

上記のように、生まれてきたのは本能によるもので抗えないものでしたが、生まれた後は比較的自由です。
子どもの時は親の庇護の元にいるので、制約は多めです。
学校、勉強、試験、一緒に住む人、住む場所などなど・・・

しかし大人になって親から一度離れると、比較的自由です。

私たちの多くは生まれながらにしてお金持ちではなく、できることは限られていますが、それでも一緒に住む人や住む場所、働き方や働く場所は選べます。

好きで生まれてきたワケじゃない!と思っているということは、何らかの不満を抱えている状態にあります。また、心労が重なって疲れている可能性があります。その行き場がなくなるとついつい生んだ親のせいにしがちですが、現在の状況がアナタに合っていないというシグナルであります。

自分にとってどんな生き方が楽か、どんな生き方が楽しいか考えてみるのもよいでしょう。

試練に立ち向かうのもよいですが、時にはレベルを下げてみるのもよいでしょう。
人間も動物も走りっぱなしではバテてしまいます。
完璧主義者や人に対して期待しすぎる人は特にレベルを下げることが必要です。

生まれてこなければよかったとよく思う人は、真面目で頑張り屋さんなので、自分に合う休息の取り方や自分にとって何が楽しいか、どんなライフスタイルが好みか考えてみると方向性が見えてくると思います。


好きで生まれてきたワケじゃない? まとめ

・私たちは意識的に好きこのんで生まれてきたワケではありませんが、2億もの競争に勝ち抜いて生まれてきました。他のものに「生まれる権利」を譲ることなく勝ち取りました。

・生まれてきたのは生物の本能(子孫を残す本能と生存しようとする本能)であり、しかたがないことでした。

・生んだ親、その親、またその親・・・先祖代々・・・元をたどればキリがありません。

・好きで生まれてきたワケじゃない!って思っているときは、自身もしくは自身の生活に不満があったり、心身共に疲れている状態です。少しでも自身を楽にしてあげて下さい。


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