HSPの特徴を理解して対策をとる

HSPの特徴と対策

HSPとは?

悩む女性

HSPの特徴は、感受性が強く、繊細。

そのため、ちょっとした刺激でも感じやすく、ストレスも感じやすい傾向にあります。
心身ともに疲れやすいので、生きづらいと感じる人も多い。

HSPの割合は、日本人口の20%しかなく少数派です。
なので、なかなか理解されないというのも、HSPが生きづらいと感じる要因のひとつでもあります。



HSPの特徴とあるある

泣く

1.ストレスを強く受けやすい
HSPは敏感で繊細なため、ストレスを受けやすい傾向にあります。

職場の人間関係のストレスはもちろん、大きな音や強い光なども不快に感じます。

街や人混みの中は、雑音が多く、人も多いので、自宅にいるのが好きという人も多い。

ただでさえ、気疲れしやすいHSP。
職場に高圧的な上司や気難しい同僚などがいると心身ともに疲れ切ってしまいます。
うつ病にもなりやすいので職場選びは、HSPにとって最大の課題となります。

2.クリエイティブなことが得意
HSPは、感受性が強いため、芸術的なお仕事にとても向いています。

自然の風景や生き物を見て美しいと思い、感動でいっぱいになり、絵を描くのが趣味の人もいらっしゃいます。その観察眼はとても鋭く、普段人が気付かない部分も表現できるので、画家やイラストレーター、デザイナーとして成功されるケースも見受けられます。

また、キレイな音楽を聴いて、自分でも表現してみようと音楽が趣味になる人もいらっしゃいます。細かな音の違いでも聞き分けるセンスで、音楽の道で成功を収める方もいらっしゃいます。

3.集中力が高い
HSPは、集中力が高く、ひとりでコツコツ作業するのが得意です。

そのため、人と遊ぶより、家で趣味のことをしているのが楽しいという人も多い。
絵を描いたり、料理を作ったり、読書や勉強をしたり。

また、この特質は仕事でも活かされることがよくあります。

細かな作業を集中して行う経理職、プログラマー、製造業などでは重宝されます。
また、集中力に加えてセンスを活かしてWEBデザイナーやWEBライターなどもよいですね。

静かな環境でコツコツ作業するのが得意なので、できたら在宅ワーク、勤めるにしても小人数で自由度の高い職場が向いています。

4.映画等の暴力シーンやホラー映画が苦手
HSPは感受性が強いので、映画の暴力シーンやホラー映画苦手です。
また動物番組で野生のライオン等が狩りをしているシーンも苦手です。

ピストルで打たれて人が死ぬシーンや、暴力シーン、動物の狩りのシーンになると、チャンネルを変えたり、トイレに立つこともしばしば。

映画館でアクション映画でも見ようものなら、目と耳を塞いでいることもあります。



HSPの原因は脳の働きにあり

脳の仕組み

HSPの原因は、脳の扁桃体という部分が強く働くためです。
偏桃体は感情を司る部分なので、この部分が強く働くと、不安や恐怖等の感情を感じやすくなります。

なのでできるだけ失敗を避けようと、綿密な計画を立てたり、前もってしっかり準備する等、リスク回避を徹底する傾向があります。

危険を素早く察知し、その因子を取り除くことができるのは素晴らしい才能なのですが、それが行き過ぎると、新しいことに挑戦できない、引きこもりがちになるなどの弊害が出てきます。


HSP本人ができる対策

睡眠

HSPを克服するというよりも、HSPは生まれ持った脳の働きの特徴なので、できるだけそれに合うライフスタイルを選ぶことが対策になります。

・一人の時間をしっかり取る
・人混みを避ける
・刺激の強いものを避ける
(夏は日傘が便利、大きな音は耳栓で対策)
・ストレスの原因を把握し、そこから距離を取る (苦手な人など)
・仕事環境は、自宅か静かな職場を選ぶ
・理解者を持つ
・できる範囲内で人と交流する

HSPであることを周りに話してもよいのですが、認知度が低いこと、そしてHSPが少数派であることから、理解されない場合もあります。中には「甘え」などと心ない言葉をかける人もいらっしゃるので、話す人を選ぶ必要があります。


周囲ができる対策

悩み

周囲にHSPがいる人、部下や同僚がHSP、HSPの子ども(
HSC)を親や先生は、その扱いに苦労し、どう接していいか戸惑うことや迷うこともあるかと思います。

周囲ができる対策は以下の通りになります

・一人の時間を与える
・穏やかに接する
・必要なことは注意する(威圧的にならないように注意!)
・本人が得意な仕事を割り振る(コツコツ集中してやる仕事等)
・万が一泣きだしてもうろたえず、時間をおいて再度接する
・理解者を持つ

特に子どものHSP(正確にはHSC)はすぐに泣くから、どう指導していいか悩む先生もいらっしゃいますが、HSPの特質を予め理解しておけば、うろたえる必要はありません。

注意するにしても、高圧的な感じになったり、めんどくさそうに話さない限りは大丈夫です。
優しく穏やかに接するとよいでしょう。

部下にHSPがいる人は、その人が得意な仕事を割り振ってみて下さい。
特に集中してコツコツ行う仕事や細かな作業では実力を発揮してくれます。


HSPに適した仕事

飛躍

HSPは刺激を受けやすく、人に気を遣いすぎる、共感しすぎる、気疲れしやすいという特徴があるため、営業や接客業は向いていません。

では、どんな仕事が合っているかというと一人で集中してコツコツできる仕事です。

具体的には、工場のライン作業、警備員、運転手(バスやトラック等)、プログラミングやWEBデザイナー、経理職などが挙げられます。

しかしどの仕事も最低限の対人スキルは必要なので、無理のない範囲で人と交流するようにしましょう。最近はメールやチャットなどもあります。電話で話すにしても要点を紙に書き出すなど準備をすることができます。紙に書いたものを読むにしても、伝え漏れがないというメリットがあります。


HSPの職業体験談

この記事を書いている筆者も生まれつきのHSPです。
生まれたばかりの赤ちゃんの時でも、ちょっとした物音や刺激でもビクっとしていたそうです。

そんな私でも経理職とWEBデザイナーを20年以上続けております。
集中して一人で作業することが多く、楽しく仕事ができております。

職場環境は、上司と2人だけの環境で、日によっては1人の日もあります。

ただ、全く人と接しないという生き方はできないので、自分ができる範囲内で対応しております。
電話応対は受ける時はメモに取る、かける時は要点を書き出して電話するなどで対処しています。

最近はパソコンの指導もできるようになり、周囲から「できた!」「助かった!」と言われると喜びを感じます。


HSPあるある まとめ

・HSPは感受性が強く、刺激を受けやすい
・HSPの原因は脳の感情を司る部分が活発であること
・HSPは全体の約20%と少数派なので理解されにくい
・HSPは一人の時間を多くとる必要がある
・HSPは集中して作業するのが得意
・HSPは細かな作業やクリエイティブな仕事がおすすめ

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