仕事は楽しくないものなのか?

仕事は楽しくないものなのか?

ある就活生が言いました。
「楽しい仕事がしたい」

それを聞いて年配の方が言いました。
「何を言ってるんだい!仕事は楽しいものじゃないんだよ!
生活のためにしかたがなくするものなんだよ!」

どちらも当たっている部分もありますし、どちらも外れている部分もあります。

ただ、確かに仕事が楽しいものでなくても、頭ごなしに夢を壊すようなことは言わないでほしいのです。

仕事というものは、確かに最初はつまらないものです。
覚えること、努力することの連続です。

でも続けていれば、楽しい!と思える日がくる可能性だって秘めているのです。


仕事を楽しいと思えるようになるには続けること

仕事を楽しい!と思えるようになるには、まず、その仕事を続けてみることです。

どの仕事も最初は慣れなくてしんどいです。
覚えることもいっぱいです。
先輩や上司にも気を遣うことでしょう。
時には失敗して叱られたり、きびしいことを言われたりするでしょう。

でも、短期間でその仕事の楽しさが分かることはごく稀です。
1~2年でもその仕事も楽しさが分からないこともあるでしょう。

やる気

しかし段々とその仕事やその環境に慣れ、いろんなことができるようになってくると、仕事が楽しいと思えるようになってきます。少々の残業は苦でなくなります。

その仕事に夢中になって取り組んでいる時は充実感を感じることでしょう。
初めて自分に何かができたとき自分の成長を喜ぶこともあるでしょう。
その仕事を成し遂げたときには達成感を感じることでしょう。
自分にしかできない仕事をして誰かから感謝されたときはやりがいを感じることでしょう。

仕事の楽しさというのは、主に充実感達成感にあります。
それはある程度、その仕事を経験し、技能を身に付け、一線で活躍できるようになった時に感じる楽しさであります。

初めて就職をする方で「楽しみながら仕事をしたい」と希望を持っている方にはこんな言葉を送りたいものです。

どんな仕事でも最初から楽しいということはありません
でも、その仕事を続けているうちに、知識や技能が身に付いてきます。
その段階になって初めて仕事が楽しいと思えるようになるのです」

働く
環境づくりも大切

会社も同じこと。勤続年数が長くなるほど、その会社に適した知識や経験が増え、仕事が楽しくなっていきます。社内の人間関係にも慣れていきます。メンバーの特徴やクセも分かってくるので、対応しやすくなっていきます。 楽しく仕事ができる環境は自分から築いていくものなのです。

後輩の教育などの責任ある課題も出てきますが、人に分かりやすく教えることができて初めてホンモノの技能と言えます。
漠然とした段階ではまだ「楽しい」などと思えないでしょう。



仕事が楽しくないと考える人は続かない人が多い

仕事は楽しくないものだと達観したような口調で言う年配者をよく見かけます。
でもその言葉を鵜呑みにするのは危険であります。

仕事は楽しくないものだと言い切るような方は往々にして何をやっても続かないことが多い。

転職回数も多く、知識や技能が身について仕事が楽しくなる段階まで続かないのです。

長くても3年。たいていは1~2年でやめてしまいます。

1~2年でその仕事の何が分かるのでしょうか?
1~2年でその会社の何が分かるのでしょうか?

無茶な残業や休日出勤が多ければ検討しなくてはなりませんが、そうでないなら続けてみるのも悪い選択ではないのです。

新しい知識や技能を身に付けることができ、その先に「楽しい仕事」が待っている可能性だってあるのです。


仕事をしながら好きになっていく

好きなことを仕事にできるのは幸せだとよく聞きます。
趣味を仕事にできる人はいいなとうらやむ人もいます。

でも、趣味で楽しむのと仕事で行うのとでは随分な差があります。
何の心構えもなく好きなことを仕事にすると、好きなことが嫌になってしまうこともあります。

積み重ねる

趣味でやっていたことも、好きなことも、これから仕事で行う場合は誰でも初心者。
プロという段階ではないのです。
だから好きなことや趣味を仕事にしようとするときは最初から自信を持ってはいけないのです。

これから必要な技能を身に付けてもっと好きになっていこうという謙虚で前向きな姿勢が必要なのです。

仕事とはやりながら好きになっていくものなのです。



やりたいことでなくできることは本当か?

仕事を選ぶうえでよくやりたいことではなくて、自分ができることで選ぼうという話をよく聞きます。できることがあれば自分ができることで仕事を選ぶ方が早く職に就けるでしょう。

では、自分にできることが思い当たらない、見当たらないという場合はどうでしょうか?

とりあえずやりたいことで仕事を選ぶのもアリかと思います。

ただ、やりたいことで仕事を選んでも最初から楽しいということはほぼありません
大切なのは続けるということです。

その仕事を続けることで、必要な技能が身に付き、自分にできることが増え、仕事が楽しいと思える段階がくる可能性があるのです。

やりたい仕事がない人も、とりあえずでもよいので何らかの仕事につき、続けてみると新しい世界が見えてくる可能性もあるのです。

仕事が楽しいと思えるには「必要な技能と経験」「仕事環境に慣れること」が必要になってくるのです。しいてはそれが自分のやりたいことにつながる可能性もあるのです。


仕事は楽しくないものなのか まとめ

・最初から楽しいと思える仕事はほぼありません。

・仕事はある程度の知識と技能がそろい、できるようになってから楽しくなっていきます。
成功経験を積み重ねれば達成感、充実感、やりがいを感じるようになります。

・仕事が楽しいと思う段階になるには、自分から仕事に必要な技能を習得したり、人間関係を含めた環境に慣れていくことが大切です。

・転職を短期でくりかえす人ほど「仕事は楽しくないもの」と言います。
その仕事の楽しさは続けた人にしか分かりません。

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