アーリーリタイアと隠居は夢ではない

隠居・アーリーリタイアに必要な資金

隠居とは、第一線からひいて、悠々自適に暮すことです。
働かなくてもよし、好きなことをするのもよし、引きこもるのもよし。
隠居とは、世間のしがらみに囚われない生き方です。

ニートと決定的に違うのは、自力(自己資金や資産運用など)で引くところです。
誰にも頼らず、依存せずに手に入れた自由な環境は心置きなくノビノビできます。

しかし隠居は、残りの人生に必要があってこそできること。
多くの人はアーリーリタイア・隠居したくてもできず、働き続けなければなりません。

でも、定年まで働き続けようと思えば、気が遠くなりませんか?
せめていつまで働けばよいか見通しがつけば、幾分気が楽になるのではないでしょうか?

実は、年収400万程度のサラリーマンであれば、ちょっと節約すれば40代からの隠居生活に手が届く範囲内にあります。また、年収300万程度であっても副収入があれば、40代後半からの隠居生活が射程距離内に入ってきます。


年齢別隠居生活に必要な資金

そもそも、アーリーリタイアして隠居をするには、どれくらいの資金が必要なのでしょうか。
年齢別に見てみると、安心して引退できる資金の目安は、このような感じになります。

※生涯独身の場合です。
※車を持たず、公団、安いアパートもしくは中古マンションで暮した場合です。
※海外旅行を楽しんだり、車を所有したい方には当てはまりません。

お金

15歳~ 7,500万円(中卒で即隠居)

18歳~ 7,000万円(高卒で即隠居)

20歳~ 6,600万円(短大卒で即隠居)

22歳~ 6,200万円(大卒で即隠居)

25歳~ 5,800万円

30歳~ 5,000万円

35歳~ 4,200万円(ちょっと早め)

40歳~ 3,600万円 (このくらいからリタイアしやすくなります)

45歳~ 3,000万円(平均的サラリーマンであればこの辺が現実的)

50歳~ 2,400万円

55歳~ 1,800万円

60歳~ 1,200万円

65歳~  600万円(0という意見もありますがこのくらいは持っていた方がよい)

いかがでしょうか。
生きていくのに1億必要なんて巷では言われていますが、生涯独身で質素な生活を心がければ、中卒でも7,500万もあれば隠居も夢ではないのです。

しかも上記は収入ゼロで、生活費ひと月10万円程度で計算
(もちろん国保・住民税等も予算に入れています)
収入が月に5万でもあれば、もっと楽になります。

老後3000万必要だの何だのと言われていますが、健康な状態で65歳を迎えれば、600万でも十分です。1,500万程度あれば、ある程度余裕のある暮らしができます。

20代の完全隠居は所持金的に難しいものがありますが、年収400万程度の平均的なサラリーマンで独身で質素な生活であれば40代での隠居は難しくありません。
また、40代での隠居は若隠居よりも先のことがある程度見えてきますし、世間体としても早く引退された方なんだなという風に見られやすい(若作りは誤解されやすいかもしれませんが)。

ただ、完全隠居というのは生産性のない生活
払う税金も微々たるもので、社会貢献度が低い人生となります。
まあ、毒にも薬にもならない人間です。



なぜ多くの人はアーリーリタイア・隠居ができないのか

働く

アーリーリタイアおよび隠居をするには、質素な生活をすることが必要になってきます。
なので、浪費家の方には向きません。

一方、貧乏でもいいから働きたくないという人には向いています
世の中うまくできているもので、消費力の高い人(欲のある人)は働くことにも積極的な傾向があります。
(多少例外もありますが)消費力の高い人はその分多く稼ぎ、多く税金を納めてくれるので、世の中の貢献度が高いのはこちらのタイプと言えます。

消費力の高い人は、消費力の低い人から見れば、ムダな出費と思われる物が多い。

例えば:
旅行(特に海外)、ブランド品、車、ジュエリー、パチンコ、競馬、化粧品、豪華な食事、必要以上に衣類を持つ、家賃の高いマンション、新築などの高い住宅など。キャバレーやホストクラブなども大きいですね。

稼いでも稼いでもあまり貯まらないので、結局定年まで働くケースが多い。

さらに、生涯に必要な資金の計算をしていない人、ひと月の生活費が把握できていない人不安症の人も、隠居力があってもアーリーリタイアを思い切ることができません。
そのような方は、まずはひと月の生活費を把握し、削れるところは削っていくとよいでしょう。



資産運用で資金準備とインフレ対策

隠居のためにお金を貯めるぞ!と思っても、会社員の給料では難しい場合もあります。
特に女性は男性に比べて収入が少なく、多くの女性が300万円前後の年収です(T_T)

節約だけでは、なかなか隠居に近づきにくいですし、いざ隠居できても現金・預金だけではインフレなどの不安に悩まされます。

そんなときの対策が資産運用

文章を書くのが好きな人は広告を用いてサイトという資産を運用するとよいでしょう。
最初はなかなかアクセスが集まりにくいですが、根気強く続ければ月3~5万円くらいであれば稼げるようになるかもしれません。

すみません。この方法は、検索アルゴリズムの影響や取り組む本人の努力・リサーチ力などがあるため、ハッキリとは断言できないのです。しかし1つ収益化できるサイトを生み出せば、その後も収益化できるサイトを生み出せる可能性は高いのです。

もう一つの方法は、比較的安全な資産運用。ある程度の資金を持っている方なら誰でもできます。
独身のOLさんとか300万円など貯金している方も多い様子。 そんな方にも向いています。

その資金を、運営会社を通して企業に貸すわけです。
この仕組みをソーシャルレンディングといい、最近徐々に広まってきています。

もちろんリスクはありますが、運営会社ごとに、そしてその中の案件ごとに少額ずつ貸付け、リスクを分散します。また、担保の内容・カバー率を精査します。カバー率が高いものがやっぱり安心ですね。保証があればその内容も精査します。保証会社つきなど安心感がありますが、利率は低めです。

ソーシャルレンディングの多くは、企業に貸し付けるので、投資を通じて社会とつながっている実感が醍醐味です。なお、筆者が利用している運営会社や詳しい体験談についてはこちらをご参照いただけると幸いです。

いずれにしても収入源は複数あった方が安定しますし、インフレ対策にもなります。
アーリーリタイア・隠居用資金を貯める時だけでなく、リタイア後でも資金の1部を資産運用に割り当てることでリスクを分散することができるのです。


セミリタイア、半隠居

若いうちに会社に頼らず自力で稼ぐ力を身につけると、セミリタイア、半隠居が可能になります。

そうなると預金の目減りが少なかったり、うまくいけば貯金もできる状態になります。
一層不安が和らぎますね。

ただ、セミリタイア、半隠居の場合も、収入がゼロになったときのことも考えて、なるべく完全隠居の場合に近い資金を持っていた方がよいでしょう。

アフィリエイトなどの自力で稼ぐ力は、普通の人では身につけるのは難しいと言われていますが、興味があって深く追究している何かがあれば時間をかければ稼げるようになりやすい。また、自分には何もないという人は治験に参加するなどという方法もあります。

治験で足りない、自分の住む地域には治験がないという方は、「20代で隠居生活」で有名な大原扁理さんのように、週2日くらいバイトして週5日休むというスタンスを取られたらよいかと思います。
無理のない範囲で社会とつながっているので、社会貢献もできます。
資金状況で週1日とか週3日とかにしてもよいかもしれませんね。

隠居系男子のみならず、隠居系女子もこれから出てくるかもしれませんね。


隠居・アーリーリタイアに必要な資金 まとめ

・隠居生活は平均的な年収(400万程度)のサラリーマンなら40代後半くらいから可能。

・40代後半からが隠居しやすい年齢。できれば3,000万くらいの資金を持ち、そのうち1,000万くらいを資産運用しながら引きこもると大分楽。

・アーリーリタイア・隠居コースは、生涯未婚と質素な生活で実現しやすい。

・自力で稼ぐ力があったり、週2日くらいなら働いてもいいよという人はセミリタイア・半隠居も適している。


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